■改修前 一回り小さいサイズのユニットバスなら浴槽撤去・床部の解体だけでも納まりますが、少しでも
大きいサイズで納めたいので壁部分も解体・撤去して納めることになりました。 |
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築20数年の浴室なのですが、タイル目地の亀裂部などを
ご自分でコーキングされていました。
又、軽量鉄骨造なので柱部などの錆びは想定していました。 |
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■工事着工・解体 |
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築解体してみたら!!(--;)
なんと間柱部分と下部の受け材部分が無くなってる???
これでよく保っていたもんです。
外壁パネルに支えられ、タイルに支えられ・・との状況でした。
タイルに鏡を取り付けしてあった部分
やはりビス穴から水が入っていました。
腐った部分がよく解ります。
うむぅぅ 困った!早々に下地補強をおこなわないと。。。
と。。。
鉄骨で上部の梁まで繋いで下地を造り、構造合板で
補強して対処することにしました。
錆びや部分的なことは想定していますが
でも。。。なぜこんなに。。。。 |
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■躯体補修 |
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基礎コンクリートにケミカルアンカーでボルトを設置
アングル材で下部受け台を設置しました。 |
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C型で下地を組み上げしました。現場溶接です。
この程度の工事は全て自社施工です。 |
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構造用合板12mmをビス止めにて貼ります。
後施工なのでビスピッチも細かくしています。
コーナー部分は竪材にアングル補強しています。
これでひとまず不安は解消。
急遽の工事でしたが、工程も間に合いユニットバスを設置
して仕上げにかかります。 |
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■工事完成。 |
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大騒ぎとなったのですが何もなかったように納まっている
ユニットバス。
タイル貼りの浴室から暖かい浴室にかわりました。
洗面部分との取り合いも完了して浴室だけの改装工事
なのですが、結果躯体の補強もできて安心できます。
浴室のタイルがもっとひどい状態になっているお客様でも
「このままで良い」とよく言われますが今回の状況から
みたら大変なことになっている場合も多いのでしょうね。
やはり浴室の改装時は、躯体が朽ちていないか検証する
良い機会だと思った工事でした。 |
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