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雨漏りの量からだとここの位置が怪しい。
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雨漏りの犯人はこれだ!銅板に穴が空いてしまってる。 |
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何故こんな穴が。要因はここです。 |
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拡大。銅板の上から釘を打ってその上をコーキング
ずさんな工事です。こんなことしないですよ。
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工事方法だけの問題でもないです。
昔は銅板なら大丈夫だったのですが、左の画像のように
酸性雨に侵されて穴が空いていました。
今回の雨漏り個所ではない所ですが、結果的に
早期発見なのでしょうか。
でもコーキングで処理するなんて。
一応、大手ハウスメーカーの工事物件なのですが。
普通職人さんはこんなことしないはずなのですが。 |
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谷部分の銅板を全て撤去します。瓦が上に被っているので
瓦も部分的に撤去します。
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最近ではステンレス板を使用します。
傷んだ時に大変なので良い素材を吟味しないと。 |
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普通「ハゼ」(折返し)で水が内部に入らないようになっています
水が入らないように谷部分は釘を打ちません。
この上に屋根土がのります。
谷部分は水が集まってくるので重要な部分です。 |
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■補修完了 |
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谷板を入れ替えで補修完了。ステンレス板で光ってちょっと違和感がありますが、大屋根の上なので。
丈夫で長持ちが一番です。 |
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■危ない要因 |
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何枚かの瓦にヒビが。。 |
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外したらすぐわれてしまいます。 |
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実はこのヒビ
瓦のズレ止めの為に土だけでなく要所を釘止めしています。
昔の施工では銅線でくくってズレを止めていました。
この割れは普通の釘を直接打ち付けています。
鉄釘なので鉄の部分が錆て膨れて割れを発生させたものです
銅釘かステンレス釘のような錆びないものならこうなって
いなかったのですが。
最近の屋根瓦葺きは「桟葺き工法」なので土は使用しません。
釘はステンレス釘を使用してはずなのでこのような結果には
なりません。
この現場で補修とは別に約80枚交換しました。
日本瓦は耐久性に実績があのますが、中には「イテる」(凍る)
と言って表面からパラパラ剥離してくる場合もあります。
瓦を焼く温度や素材によるものですが、吸収した水分が凍って
剥離してくるものです。 |
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